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SGHD、EC需要拡大受け営業利益41%増の524億円

2020年10月30日 (金)

財務・人事SGホールディングスが10月30日に発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、働き方や消費者のライフスタイルが変化するなか、EC需要が継続し、取り扱い個数が増加したことを受け、売上高が前年同期比8%増の6348億円となった。人件費や外注費が増加したものの、営業利益は41.1%増加し524億円、四半期最終利益は69.9%増の372億円で着地した。

デリバリー事業は宅配便取扱個数が4.5%増加。宅配ニーズの拡大に対応するため、ドライバーを商業エリアから住宅エリアに配置転換したり、幹線輸送の効率化やラストワンマイルの配達を強化したりといった取り組みが機能し、売上高が3.9%増、利益も26.4%増と好調だった。

ロジスティクス事業では、海外で個人用防護具の緊急国際輸送を継続的に受託し、感染症拡大で減少していた物量も持ち直した。不動産事業では計画的に保有不動産を売却して業績に寄与した。

通期は売上高1兆2480億円(前期比6.3%増)、営業利益970億円(28.6%増)、最終利益675億円(42.7%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/中間21/3/1Q20/3/通期 20/3/3Q
売上高634,846 [8%]317,632 [9.1%]1,173,498 [5%]895,570 [5.5%]
営業利益52,494 [41.1%]27,726 [47.7%]75,447 [7.2%]63,984 [3.2%]
最終利益37,293 [69.9%]17,224 [70.3%]47,292 [8.8%]37,996 [0.7%]
売上高営業利益率8.3%8.7%6.4%7.1%