財務・人事SGホールディングスが7月31日に発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高3176億円(前年同期比9.1%増)、営業利益277億円(47.7%)、四半期最終利益172億円(70.3%増)となった。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした「巣ごもり消費」の広がりに伴い、BtoCの荷物が増加。宅配(デリバリー)事業の取扱個数は前年同期比4.7%増の3.4億個に増加した。
このほか、幹線輸送の積載効率など生産性の向上に取り組んだほか、在宅率が上昇したことで配達効率も高まった。グループ横断営業組織「GOAL」の営業活動では、対面による従来の営業スタイルをオンライン営業に切り替えたが、受託案件数は堅調に推移。ロジスティクス事業では、個人用防護具の緊急国際輸送が増加した。
通期は売上高1兆2200億円(前期比4%増)、営業利益870億円(15.3%増)、最終利益525億円(11%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | 20/3/中間 | |
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売上高 | 317,632 [9.1%] | 1,173,498 [5%] | 895,570 [5.5%] | 587,709 [8.3%] |
営業利益 | 27,726 [47.7%] | 75,447 [7.2%] | 63,984 [3.2%] | 37,196 [13.8%] |
最終利益 | 17,224 [70.3%] | 47,292 [8.8%] | 37,996 [0.7%] | 21,945 [14.8%] |
売上高営業利益率 | 8.7% | 6.4% | 7.1% | 6.3% |