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鴻池運輸、物流連で外国人材の活用事例紹介

2020年11月4日 (水)

イベント日本物流団体連合会(物流連)は4日、外国人材の活用について話し合うワーキングチーム(WT)の2回目となる会合を都内で開き、新型コロナウイルスの影響下における雇用情勢を踏まえた今後の人材確保のあり方について意見を交換した。

会合には15人が参加し、鴻池運輸ダイバーシティ推進部長の勝田章裕氏が、物流業における外国人技能実習制度の取り組み事例を紹介した。同社では10年以上前から現業部門を対象とした外国人技能実習制度を活用する実証事業に着手しており、海外関連会社から従業員を送り出し、日本で1年以内に実習を終えた後に帰国させるという、企業単独型の技能実習1号の運用事例を説明した。

当初、同事業は海外関連会社からの要請を受け、人材育成のために始めたが、勤務態度が優れているとして「一定数の割合で受け入れるようになった」という。参加者からは、同社の取り組みに高い関心が寄せられた。