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フジトランス、飛島ふ頭で7.2万m2の西浜CYが稼働

2020年11月5日 (木)

西浜コンテナヤード(出所:フジトランス コーポレーション)

ロジスティクスフジトランスコーポレーション(名古屋市港区)は4日、名古屋港飛島ふ頭で今月から西浜コンテナヤード(西浜CY)の本格運用を開始した、と発表した。

ヤード面積は7万2054平方メートルで、保管能力は空コンテナ3013本、実入りコンテナ580本(20フィートコンテナ換算)。チェックゲートレーン7か所、冷凍コンテナ電源10か所コンテナ洗浄設備2基、トップリフト6機、ストラドルキャリア2機を備える。

同コンテナヤードは2000年から稼働していたが、コンテナチェックゲート、事務所の老朽化と貨物量の増加に対応するため、ゲートと一体化した事務所に建て替えた。ゲートレーン数を増加し、照明設備を増強することで、コンテナチェック作業品質の向上を図った。またレーン間に歩行者用アイランドを設け、安全性を向上。「南海トラフ地震による津波に備えて、建屋屋上に避難場所を設けた」という。

1万7763平方メートルの保税エリアでは、外貨・内貨の実入りコンテナの保管が可能で、CYオープン前の輸出コンテナやCYフリータイム切れ輸入コンテナの一時保管に対応する。このほか冷凍コンテナ用電源設備やコンテナ洗浄設備も備えている。