財務・人事共栄タンカーが6日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算は、海運業部門の減収が響き、売上高58億1900万円(前年同期比0.8%減)、営業利益6億700万円(33.2%減)、経常利益3億6300万円(43.2%減)、四半期最終利益2億2800万円(48%減)となった。
期中には高齢船1隻を売却する一方、新たにVLCC2隻を取得するなどして船隊構成の拡充に取り組んだが、ばら積み船市況の低迷や不稼働期間の増加が尾を引き、損益が悪化した。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | |
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売上高 | 5,819 [-0.9%] | 2,982 [4%] | 12,505 [-6.7%] | 8,927 [-15.1%] |
営業利益 | 607 [-33.2%] | 314 [-34.2%] | 1,556 [-6.9%] | 1,173 [-13.8%] |
最終利益 | 228 [-48.2%] | 125 [-55%] | 2,099 [84.6%] | 525 [-62.5%] |
売上高営業利益率 | 10.4% | 10.5% | 12.4% | 13.1% |