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NTTロジスコ、医療機器の共同配送を神奈川県に拡大

2020年11月11日 (水)

メディカルNTTロジスコ(東京都大田区)は11日、医療機器物流の3PL事業を運営するメディカルロジスティクスセンターで、共同配送サービス「メディカルライナー」の新ルートとして神奈川県内ルート配送サービスの運用を開始した、と発表した。

同社は2018年3月から北関東エリアで医療機器の共同配送サービスとしてメディカルライナーの運用を開始し、東京・千葉・埼玉3県に対象エリアを拡大してきたが、荷主である医療機器メーカー、納品先の医療機器ディーラーから支持されていることを受け、医療機器ディーラーの拠点が集中する横浜市を中心に配送対象エリアを拡大した。

また、11月から配送管理システムを利用した配送トレース管理を導入。ドライバーが送り状ラベルに印字されたバーコードを集荷や配達時に読み取った時点で、メディカルライナーの利用企業は車両の配送状況、荷物単位の集荷・配達完了スタータスをウェブ上でリアルタイムに確認できるようになる。希望に応じて配達完了データの提供にも対応する。

今後はメディカルロジスティクスセンター内や平和島近隣に物流拠点を展開する医療機器メーカー、医療機器ディーラーへの訴求に力を入れるほか、関西・九州・北海道エリアを対象とした新ルートを構築する。また、インプラント製品や手術用器械の整形外科分野の医療機器商材に特化した新ルート構築も計画しているという。