アリババ傘下の菜鳥、11日間で23億件の配送処理

ECアリババは12日、同社グループが11月1日から11日まで実施したECショッピングキャンペーン「2020天猫ダブルイレブンショッピングフェスティバル」の流通総額が4982億元（7兆9074億円、前年比85％増）に達し、11日間で23.2億件の荷物配送オーダー数を処理した、と発表した。

参加した国・地域数は昨年の79から10増えて89となり、参加ブランド数も1万近く多い3万1000ブランド以上に拡大した。国・地域別の流通総額は日本が2016年から続く1位を5年連続でキープ。中国の消費者が日本製の商品を求めるニーズが依然として高い水準にあることをうかがわせた。

ピーク時には毎秒58.3万件の注文を処理し、これまでの記録を更新。物流子会社の菜鳥（ツァイニャオ）が処理した23.2億件の荷物配送オーダーは過去最大となった。

（出所：アリババ）