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トラストスミス、障害物回避型アームで特許

2020年11月18日 (水)

サービス・商品トラストスミス(東京都文京区)は18日、人工知能を使った障害物回避型アームの演算手順(アルゴリズム)を開発し、特許を取得したと発表した。

開発に成功したのは「リーマン計量」と呼ばれる微分幾何学の理論に基づくもので、空間内に存在する障害物を回避し、目的物へアプローチすることができる。

アームから見た空間内の物体との距離、相対速度、相対加速度に応じて適切に場を計量できるため、障害物が動いていても安全に回避しながら、目的物へ到達することが可能。

これにより、部品の分別や溶接作業、食品の調理作業、野菜や果物の最適な収穫時期の判定と収穫作業、原油配管の超音波非破壊検査作業、食品スーパーの商品陳列作業、空港内手荷物のバックヤードでの搭載・取り下ろし作業――など、幅広い作業を障害物回避型アームが自動で担えるようになるという。