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サービス・商品日本IBMと米国Mojixは13日、「Mojixスターシステム」の日本向け販売を開始し、日本IBMが独占販売契約を締結したと発表した。
Mojixスターシステムは「超遠距離宇宙通信テクノロジー」を採用したパッシブRFIDシステムで、読取距離、読取範囲、信頼性、スケーラビリティに優れる。
IBMでは、MojixスターシステムをIBMが提唱する「スマーター・プラネット」の中で”機能化”を担うセンサーソリューションとして位置付け、基幹システムとのシステム・インテグレーションや技術支援を行う。導入によって収集された膨大な現場データの分析サービス、企業間トレーサビリティ・サービスを展開していく。
システムは日本IBMが直接販売するほか、日本IBMのパートナー企業を通じて販売するとともに、普及を促進する「Mojixスターシステムパートナー・コンソーシアム」を10月に発足させる。
IBMでは「製造業、流通業、物流業をはじめとするさまざまな業種・業界の顧客は、サプライチェーンマネジメントや資産管理の分野で、従来のRFIDシステムでは実現が困難であった商品や人の広範囲な空間での存在検知やリアルタイム位置管理といった革新的なRFIDソリューションを安価に構築することが可能になる」と導入効果を強調している。
IBMは、Mojixスターシステムを稼働するために必要なハードウェア、ソフトウェア、アプリケーション、サービスをひとまとめにして導入できる「Mojixスターシステムスターターキット」を発売、2000万円（税抜）から提供する。
