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ONEコンテナ流出事故、神戸港で安全調査

2020年12月9日 (水)

ロジスティクスオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は8日夜、ハワイ沖で1816本のコンテナが流出した同社運航コンテナ船「ONE APUS」(ワン・アパス)が「神戸港に安全に着岸した」と発表した。

今後は「船上の損傷したコンテナが、健康面・環境面の危害をもたらさないことを確認するため、本船と積載貨物の全面的な安全調査が、海上防災サービスの協力を受けて実施される」(ONE)見通し。

その後、関係者による初期調査が行われ、コンテナ積載のプランナーと荷役作業会社が積載貨物を安全に荷揚げするための計画を作成・実行し、流出・破損したコンテナの正確な本数や種類、詳細調査が行われることになる。

この事故に関連し、ホノルルの合同救助調整センター(JRCC)は「流出したコンテナとその目撃情報」に関する注意喚起のメッセージを発信しており、同社はJRCCとの連携を継続。船籍国や関連海事当局と協力し、事故の原因究明に向けた全面的な調査が行われている。