行政・団体いすゞ自動車は10日、冷凍機を架装した小型トラックのアイドルプーリボルト締結部の形状が不適切だったとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは、2018年(平成30年)3月14日から2020年(令和2年)2月18日までに製作された小型トラック「エルフ」「アトラス」2車種の計5135台。ベルト張力により該当箇所に負荷がかかると折損する可能性があり、最悪の場合、走行中に部品が落下するおそれがある。
使用者にはダイレクトメール・電話・直接訪問で通知し、全車両の当該部品を対策品に交換する。これまでに事故は報告されていないが、不具合が42件報告されている。
■改善か所説明図(出所:国交省)