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スタンデージ、アフリカ現地配送まで手配可能に

2020年12月22日 (火)

国際貿易総合サービスを提供するスタンデージ(東京都港区)は22日、ナイジェリアのスタートアップ企業と連携し、スタンデージのシステム上で現地の輸入通関手続きや配送を手配できるようになったことを発表した。

同社によると、アフリカ諸国向けの貿易では、輸出先の港や空港までの輸送しか請け負わず、その先の輸入通関手続きや内陸輸送は現地業者任せといったサービスが多い一方で、アフリカの買い手企業は輸入通関手続きの負担が大きく、指定倉庫まで配送してほしいといった要望が多い。

スタンデージは、貿易の売り手と買い手のマッチングから、決済・ファイナンス、貨物配送までの貿易業務をデジタル情報で完結できるサービスを提供しており、今回ナイジェリアで貨物管理や配送手配、輸出入通関手続きサービスを提供する会社とシステム連携することで、日本の輸出企業がスタンデージのシステム上で簡単に現地業務を手配できるようになった。

同社は第一弾としてナイジェリアでサービスを開始するが、2021年度中に西アフリカ諸国に対象エリアを拡大していくという。