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山九など3社合同研究で貿易業務の一貫支援開始

2020年5月28日 (木)

ロジスティクス山九、STANDAGE(スタンデージ、東京都中央区)、LOZI(ロジ、名古屋市中区)の3社は28日、貿易物流で先端技術を活用するための研究・開発を目的に、合同研究機構「ロジスティクス・ラボ」を発足すると発表した。

スタンデージ社は、ブロックチェーンを活用した決済サービスを主軸とする貿易総合プラットフォーム「シェイクハンズコントラクト」(SHC)を提供している会社で、山九とはアフリカ向け国際小口輸送サービス「SBYアフリカサービス」で業務提携することを3月末に発表。ロジ社とは、QRコードでモノの動きを可視化する「スマートバーコード」とSHCのシステム連携を実施している。

6月1日から運営を開始する合同研究機構では、フォワーディングサービスの山九、貿易決済のスタンデージ、物流可視化のロジ――の3社がそれぞれの強みを組み合わせ、中小企業向けに「出荷納品」「物流追跡」「国際決済」といった貿易業務を一貫支援する。

今後は同じビジョンを共有する企業の参加を募り、定期的な協議・研究・開発を加速させ、貿易業界に貢献していくという。

▲先行して実施したナイジェリア向け貿易実証実験の概要(出所:スタンデージ)

山九、紛失防ぐアフリカ向け小口輸送サービス開始