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ラピュタ、複数メーカーロボ活用できる基盤開発着手

2021年1月14日 (木)

ロジスティクスロボティクスプラットフォーム「rapyuta.io」を提供するRapyuta Robotics(ラピュタロボティクス、東京都中央区)は14日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの助成を受けて行われる事業の一環として、倉庫管理システムの入出庫情報と連動しながら必要時に必要台数のロボットを効率的に作業させる「倉庫運営オープンクラウドプラットフォーム」の開発に着手すると発表した。

このプラットフォームが開発されることで、物流会社は複数メーカーのロボットや関連ソフトウエアを横断的に活用し、より高度に倉庫作業を効率化できるようになる。ハードウエアとソフトウエアの開発企業が利用可能な製品をカタログに登録し、物流会社が登録された製品を利用する場合には利用料を支払うサブスクリプションの仕組みの構築を目指す。

同社は「自動搬送車(AMR)、ロボットアーム、自動フォークリフトなどの複数・複数種類のロボット連携は複雑性が高く開発費が膨大にかかってしまうのが現状」だと指摘した上で、同社が持つ物流向けロボティクスのノウハウと「rapyuta.io」を活用することにより、「現場で使えるロボティクスソリューションを、大企業だけでなく中小企業も含めた多くの物流事業者が利用できる未来の実現に向けて邁進していく」としている。