荷主ラピュタロボティクス(東京都江東区)は24日、ドイツに本社を置く経営コンサルティング会社のローランド・ベルガー(東京都港区)のパートナーで、物流に関する知見を持つ小野塚征志氏の「ロジスティクス戦略アドバイザー」就任を発表した。併せて、ローランド・ベルガーが構築する協業ネットワーク「価値共創ネットワーク」への参画も明らかにした。
ラピュタロボティクスは、提供するクラウドプラットフォーム「rapyuta.io」(ラピュタ・アイオー)を通じて、複数のパートナー企業とロボティクス開発などを展開。物流に対する知見を持つ小野塚氏がアドバイザーに就任し、「価値共創ネットワーク」に参画することで、より多くのパートナー企業とのコラボレーションが進むとしている。
小野塚氏は現在、ロジスティクス・サプライチェーン分野を中心にコンサルティングサービスを提供しており、関係省庁や経済同友会の会合の委員も務める。ラピュタロボティクスについては、ロボット群制御に関する技術力、AMR(自律走行ロボット)がすでにさまざまな現場で活用されていること、多数のロボットを導入・運用できるrapyuta.ioの3つについて、高く評価する旨を述べている。