ラピュタ、最適提案を評価し「NEDO理事長賞」

認証・表彰ラピュタロボティクス（東京都江東区）は11日、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）と科学技術振興機構（JST）が主催する「大学発ベンチャー表彰2021」において、「NEDO理事長賞」を受賞したと発表した。「物流市場における顧客ニーズを的確に把握し、最適なソリューション提供を、ハードとソフトの両面から確実に行っている」と評価された。

大学発ベンチャー表彰は、NEDOとJSTが2014年度に創設した制度で、大学や高等専門学校、国立研究開発法人での成果をもとに起業したベンチャー企業のうち、今後の活躍が期待される企業などを表彰するもの。起業後の挑戦的な取り組みを支援し、より一層促進することを目的としている。

ラピュタロボティクスは、スイスのチューリッヒ工科大学から派生して創業したロボットプラットフォーム開発企業で、14年に設立。最先端の制御技術や人工知能技術を活用して、クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」や、協働型ピッキング支援ロボット「ラピュタAMR」などを提供している。