サービス・商品Azoop(アズープ、東京都世田谷区)は21日、保有台数50台の運送会社が同社の運送業務支援システム「トラッカーズマネジャー」を導入したことを発表した。
運送会社のスリーピース(埼玉県上里町)は、「車両に関する情報を一元管理し、情報共有と管理工数の削減を実現したい」「頭の中では分かっているが、顧客・ドライバー・トラックごとの利益を見える化して運賃交渉の根拠としたい」「新たに人材を採用することなく、アウトソースの感覚で運用したい」といったニーズがあり、同システムを導入。
同社はもともとエクセルデータで車両管理しており、更新作業に多くの時間がかかったり、社員間で情報格差が生じたりすることが課題となっていたが、今回「トラッカーズマネジャー」を導入したことで、これらの課題を解決した。
導入の決め手となった「利益の見える化」については現在データを蓄積中だが、スリーピースの穂苅豊代表は「この便はなんとか儲かっているだろう、なんとか採算取れているだろう、これは赤字かな、ということを、私の頭の中では分かっていた。でも、この先このままの感覚で荷主との運賃交渉や、人件費の設定などをやっていくのは難しくなってくる」という不安を抱えていたという。
穂苅氏は、代表みずからシステム導入担当者を務め、アズープの専属支援スタッフと伴走しながら、スムーズに導入することができた。ドライバー管理と車両管理についてはすぐに効果を実感。導入から5か月が経過した現在は、データの蓄積によって「利益の見える化」が進み、分析レポートを活用できる時を楽しみにしているという。
■導入事例の詳細
https://blog.trck.jp/873