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三菱倉庫・3Q、医薬品の取扱増もコロナ影響続く

2021年1月29日 (金)

財務・人事三菱倉庫が1月29日に発表した2021年3月期第3四半期(20年4-12月)決算は、売上高1548億円(前年同期比9.3%減)、営業利益78億円(21.2%減)、経常利益114億円(18.9%減)で減収減益となった。

物流事業は、倉庫、陸運、港湾、国際運送の各事業で新型コロナウイルスの影響を受け、貨物取扱量が減少。倉庫と陸運では医薬品の取り扱いが増加したものの、自動車部品や飲料の取り扱いが減少した。

一方で、貨物取扱量の減少に伴う作業運送委託費の減少などで営業原価が下がり、これに販管費の節減も加わって、営業利益の前年比マイナス幅は中間決算時点(32%減)から10ポイント近く回復した。

売上高2130億円(7%減)、営業利益100億円(18%減)、経常利益142億円(15.6%減)を見込む通期の業績予想に変更はない。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高154,823 [-9.3%]101,388 [-11.8%]50,276 [-13.1%]229,057 [0.8%]
営業利益7,814 [-21.2%]4,495 [-32%]2,215 [-32.2%]12,195 [-3.7%]
最終利益32,829 [220.5%]30,416 [338%]1,629 [-46%]11,851 [2.5%]
売上高営業利益率5.0%4.4%4.4%5.3%