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トラストスミス、AI・物体認識でフォーク事故防止

2021年2月2日 (火)

サービス・商品人工知能(AI)開発ベンチャー企業・トラストスミス(東京都文京区)傘下のスミスアンドファクトリー(同)はこのほど、フォークリフト衝突防止システムの開発に成功したと発表した。

ドライブレコーダーに使用されるAIや物体認識・検出技術を応用し、フォークリフトと人の距離を検出し、距離に応じてモニター画面と音で警告する。例えば、フォークリフトと人の距離が10メートル~20メートルの場合にはモニター上の人を緑色の枠で表示し、10メートル以内に入った場合は黄色の枠で表示。2メートル以内に入った場合には、赤色で表示するとともに警告音を発する。

運転手の前方視界を塞ぐ大型貨物を運ぶ際や、人とフォークリフトが混在する現場などで活躍するといい、フォークリフト以外に建設機械などでも活用できるという。