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日通、米国でマツダ・トヨタ合弁会社向け部品DC完成

2021年2月3日 (水)

国際日本通運は3日、米国日通の新たな物流拠点「ハンツビルロジスティクスセンター」がアラバマ州ハンツビル市で完成したと発表した。

新センターは、ハンツビルで2021年度から完成車の生産を本格稼働するマツダとトヨタ自動車の合弁会社「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA」が製造するマツダモデルの自動車部品DC(ディストリビューションセンター)業務を担う。「合弁会社の生産と同期したサービスを提供するとともに、主要物流パートナーとしての地位確立を目指す」としている。

また、新拠点の完成を期に米国南東部で部材サプライヤー関連の事業やセットメーカーの取り扱い、自動車産業に限らない新規開拓を進め、グループの事業基盤強化につなげる。

北米の自動車生産は米国中西部に最も集積しているが、メキシコへのセットメーカーの進出や工場の拡張、大規模増産などで生産台数の伸びが著しく、地理的に近いアラバマ州を含む南東部でも、生産台数が拡大している。

■新拠点の概要
名称:米国日本通運ハンツビルロジスティクスセンター
所在地:9000 Greenbrier Parkway NW, #780, Madison, Alabama 35756
構造:鉄筋コンクリート造、平屋建て
敷地面積:5万9085平方メートル
延床面積:2万543平方メートル
倉庫面積:1万9513平方メートル
事務所:1030平方メートル
主要設備:MTMUSのオペレーションに同期する自動車部品用台車、電動けん引車、シューターラックなど
営業開始日:2021年2月1日