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日本水産の3Q、物流部門は増収増益継続

2021年2月5日 (金)

財務・人事日本水産が5日に発表した2021年3月期第3四半期(4-12月)連結決算によると、冷蔵倉庫・配送・通関からなる物流事業は、売上高が前年同期比0.9%増の128億8400万円、営業利益が14.2%増の18億900万円となった。主力の水産事業や食品事業などが苦戦したなか、事業別では唯一、第1四半期から増収増益を継続。業務用の荷動き低迷や入庫減が続いたものの、大阪舞洲物流センター2号棟の新規稼働などが寄与した。

全体の業績は、売上高が5.6%減の4972億円、営業利益が21.0%減の150億5900万円、最終利益が10.9%減の131億7700万円と低調。通期予想については前回予想から変更しておらず、売上高は5.8%減の6500億円、営業利益は34.3%減の150億円、最終利益は22.1%減の115億円としている。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高497,200 [-5.6%]320,819 [-7.1%]162,254 [-6.8%]690,016 [-3.1%]
営業利益15,059 [-21%]6,968 [-37.1%]4,251 [-25.5%]22,834 [5.3%]
最終利益13,177 [-10.9%]5,034 [-35.7%]3,189 [-11.9%]14,768 [-4%]
売上高営業利益率3.0%2.2%2.6%3.3%