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いすゞ、中型トラックに米カミンズのエンジン搭載

2021年2月8日 (月)

荷主いすゞ自動車と米国のカミンズ・インクは5日、中型ディーゼル・パワートレイン事業におけるグローバル規模での協業について合意したと発表した。いすゞの中型トラックに、カミンズの主力製品の1つである6気筒・排気量6.7リットルの「B6.7型ディーゼルエンジン」を搭載し、今年から北米市場で販売する。その後は日本、東南アジアなどにも展開を拡大する。

今回の合意は、2019年に締結した契約「いすゞ・カミンズ・パワートレイン・パートナーシップ」(ICPP)に基づくもので、搭載するエンジンについては、共同で設計変更などに取り組む。日本国内で組み立てる車両に搭載するエンジンは、いすゞの栃木工場で生産する予定。

両社はそのほか「先進先行技術分野での共同研究の推進」についても合意した。カーボンニュートラルの実現をめざして、電動化を含む多様な次世代パワートレイン技術に関して検討を進めるという。