
(出所:いすゞ自動車)
荷主いすゞ自動車は27日、米国カミンズの事業部門であるアクセレラ・バイ・カミンズと、中型バッテリーEV(BEV)トラック「Fシリーズ」向けのバッテリーパワートレインシステムの供給契約を締結したと発表した。2027年に北米市場での投入を予定しており、同市場での地産地消型サプライチェーン構築を目指す。
同社とカミンズは2019年に包括契約「ICPP(いすゞカミンズパワートレインパートナーシップ)」を締結し、パワートレイン事業での協業を開始。BEV領域では2022年から北米で中型電動トラックのモニター走行を実施してきた。今回の契約により、アクセレラが提供する電動パワートレインが同車両に搭載される予定で、いすゞは電動化に向けた実証と開発を加速する。
同社は2月に米国サウスカロライナ州に新たな生産拠点を設立すると発表しており、将来的には同拠点でFシリーズBEVモデルの現地生産を行う計画。バッテリーやパワーユニットなど主要部材の現地調達を進め、物流効率の向上とコスト削減を両立させる方針だ。
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