財務・人事センコーグループホールディングスが8日に発表した4‐12月期(2021年3月期第3四半期)決算は、売上高が4246億300万円(前年同期比0.7%減)、営業利益が174億円(1.3%増)、四半期最終利益が116億500万円(6.7%増)となった。売上高は依然として前年割れだったものの、グループ全体でのコスト削減などにより各利益はプラスに転換した。
主力の物流事業は、新型コロナウイルスの影響による冷凍・冷蔵食品などの取扱減が響き、売上高は2.63%減の2900億8400万円。一方、コスト削減に努めた結果、セグメント利益は5.6%増の148億6700万円となった。
通期業績については前回予想を修正し、売上高のみ前回発表比1.2%減の5780億円(前期比1.4%増)としたものの、営業利益は4.0%増の210億円(1.7%減)、最終利益は14.0%増の130億円(7.6%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 424,603 [-0.7%] | 273,449 [-3.1%] | 133,330 [-2.8%] | 570,030 [7.6%] |
営業利益 | 17,400 [1.3%] | 9,641 [-6.8%] | 4,231 [-15.3%] | 20,656 [5.2%] |
最終利益 | 11,605 [6.7%] | 5,726 [-11%] | 2,526 [-19.6%] | 12,081 [3.4%] |
売上高営業利益率 | 4.1% | 3.5% | 3.2% | 3.6% |