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神戸港、12月の貿易総額は15か月振りのプラス

2021年2月9日 (火)

調査・データ神戸税関が9日に発表した昨年12月の神戸港貿易概況によると、貿易総額は前年同月比1.0%増の7348億円で、15か月振りのプラスとなった。輸出額は5.5%増の4926億円、輸入額は7%減の2422億円で、差引額は2505億円の輸出超過。全国におけるシェアは0.3ポイント増の5.8%だった。

輸出は「精油・香料および化粧品類」が51.6%増の141億円で12月の過去最高額を記録。そのほか「建設用・鉱山用機械」が70.9%増の296億円、「鉄道用車両」が8.8倍の62億円と大きく増加した。方面別では米国が13.9%増の843億円で唯一2桁増となり、15か月振りのプラスとなった

輸入は「たばこ」が8.7%増の227億円、「事務用機器」が59%増の32億円でともに12月の過去最高額を記録。一方「金属鉱およびくず」は53%減の33億円、「輸送用機器」は40.7%減の38億円と大きく減少した。