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ドローンのテラ・ラボ、南相馬に新工場建設

2021年2月10日 (水)

立地協定式署名のようす(左・テララボ代表取締役松浦孝英氏と門馬和夫南相馬市長)

拠点・施設ドローン関連事業を展開するテラ・ラボ(愛知県春日井市)は8日、福島県南相馬市の復興工業団地に災害対策機能を備える新たなドローン工場を建設すると発表した。敷地面積は1万941平方メートルで、延床面積は1320平方メートル。投資額は政府からの補助金を含めて2億7700万円で、2021年10月の操業開始、2022年4月頃の実用化をめざす。

新工場は長距離ドローンの製造施設と格納庫、飛行制御のための「管制室」、関係機関と連携し意思決定を実施するための「危機対策室」などで構成。このうち管制室にはデータ解析機能を備え、自然災害発生時にドローンが撮影して収集した情報を、迅速に3次元モデルで再現するという。