テラ・ラボ、災害用ドローンの飛行試験を披露

調査・データ固定翼ドローンを活用した災害情報支援システムの研究・開発を進めるテラ・ラボ（愛知県春日井市）はこのほど、福島県南相馬市で開催されたイベント「ロボテスEXPO 2021」で飛行試験を初披露した。同システムは自然災害発生時にドローンで撮影した情報を迅速に3次元データ化し、一刻も早い情報提供や判断などに役立てるもの。

この日の5分間の飛行試験では、ドローンが中継車に送信した飛行高度や緯度・経度などのデータを3次元モデルで再現。リアルタイムで撮影地の情報を確認できることを説明したという。同社は南相馬市内に建設中のドローン工場を10月にオープンする予定で、2023年中の社会実装を目指すとしている。