WNI、気候変動による浸水･物流寸断リスクを診断

サービス・商品ウェザーニューズは10日、企業向けに気候変動のリスクを分析する新サービス「Climate Impact」（クライメイトインパクト）の提供を開始したと発表した。

オフィスや工場、店舗などの拠点所在地ごとに気候変動シナリオ分析を行い、損壊、浸水、物流寸断リスクなどのビジネスへの影響を評価。2100年まで10年ごとにリスク大・中・小の3段階で提供する。

近年、自然災害の激甚化によって、気候変動がもたらす事業への影響を長期的な経営戦略に織り込む企業が増えている一方、気候変動予測データの取り扱いや解釈に苦心している企業も多い。同社は気象の専門家集団として独自の解析技術とサービスノウハウ、過去の災害分析結果を生かしてリスク評価を行い、企業や自治体のレジリエンス強化や企業価値向上に貢献する。

（出所：ウェザーニューズ）