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横浜冷凍の1Q、冷倉事業は減収減益に

2021年2月12日 (金)

財務・人事横浜冷凍が12日に発表した10-12月期(2021年9月期第1四半期)の連結決算によると、売上高は283億1300万円(前期比10.6%減)、営業利益は12億200万円(4.0%増)、四半期純利益は8億3100万円(8.8%増)となった。このうち冷蔵倉庫事業は、売上高73億2100万円(1.8%減)、営業利益は18億1800万円(6.8%減)で減収減益だった。

国内の冷倉事業では、コロナ禍による荷動きの停滞から荷主が畜産品などの在庫削減を優先し、入在庫量が減少。荷役料と保管料収入が微減した。合わせてタイの連結子会社も、タイ国外向け畜産品の生産調整を実施した結果、入在庫量が減少し減益となった。

第2四半期累計の業績予想は、売上高540億円(7.5%減)、営業利益は18億円(6.0%減)、最終利益は11億円(14.3%減)。通期は売上高1100億円(3.5%減)、営業利益は39億円(14.3%増)、最終利益は24億円(2.5%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/9/1Q [前年同期比]20/9/通期 [前年同期比]20/9/3Q [前年同期比]20/9/中間 [前年同期比]
売上高28,313 [-10.6%]115,025 [-17.8%]86,167 [-19.3%]58,375 [-19%]
営業利益1,202 [4%]3,412 [-28.5%]2,503 [-33.1%]1,914 [-27.2%]
最終利益831 [8.8%]2,340 [-30.9%]1,755 [-31.2%]1,282 [-28.7%]
売上高営業利益率4.2%3.0%2.9%3.3%