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日本ロジテム、3Qは貨物事業好調も減益に

2021年2月12日 (金)

財務・人事日本ロジテムが12日に発表した4‐12月期(2021年3月期第3四半期)決算は、売上高が401億5300万円(前年同期比1.9%増)、営業利益が6億4700万(20.8%減)、最終利益が4億100万円(10.7%減)となった。主力の貨物自動車運送事業が増収増益となったものの、センター事業で損失を計上したことなどが響いた。

売上高の4割超を占める貨物自動車運送事業は、食品や通販関連の輸送需要が増加したほか、料金適正化や配送効率向上などにより売上高174億1300万円(2.0%増)、営業利益13億300万円(20.7%増)に。一方、センター事業は通販関連の取扱拡大で増収となったものの、インテリアなどの荷動きが低調で流通加工業務が減少し営業利益はマイナスに。アセット事業も増収減益となった。

通期は従来予想を据え置き、売上高は515億円(2.4%減)、営業利益は7億円(37.1%減)、最終利益は4億円(34.7%減)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/3Q21/3/中間21/3/1Q20/3/通期
売上高40,153 [1.9%]26,340 [1.6%]13,033 [1.8%]52,767 [6.8%]
営業利益647 [-20.8%]333 [-33.7%]189 [-17.8%]1,113 [168.2%]
最終利益401 [-10.5%]194 [-4%]105 [ - ]612 [674.7%]
売上高営業利益率1.6%1.3%1.5%2.1%