国内日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、北海道・東北エリアの5路線の一部区間について、運転の見合わせを決定した。前日から急発達した低気圧が北海道付近を通過し、強風などが列車運行に影響を及ぼしていることを受けたもので、関係事業者に協力を呼び掛けている。
16日12時時点で対象となっているのは、羽越線の新津-秋田間の複数区間、青い森鉄道線の西平内-浅虫温泉間と野辺地-狩場沢間、東北線の水沢-金ヶ崎間と六原-北上間、津軽線の蓬田-郷沢間、室蘭線の稀府-陣屋町間。津軽線の運休は倒木による停電によるもの、そのほかはいずれも強風が原因。
同社はそのほか、15日から17日にかけて予定していた、関東支社発着の貨物列車の多くの運休を決定している。