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西濃運輸、名古屋・福岡間で混載ブロックトレイン

2021年2月17日 (水)

ブロックトレイン「カンガルーライナーSS60」(出所:西濃運輸)

国内西濃運輸は17日、名古屋貨物ターミナル駅(名古屋市中川区)と福岡貨物ターミナル駅(福岡市東区)間で、編成の一部を貸切で輸送するコンテナ列車(混載ブロックトレイン)の運転を開始する、と発表した。

JR貨物傘下の日本フレートライナーが、西濃運輸のトラックで貨物駅に持ち込まれた積合せ貨物の受託人となって貨物列車に積載し、JR貨物が貨物駅間を直行輸送する。西濃運輸の混載ブロックトレインの運転は「カンガルーライナーSS60」に続き2往復目。西濃運輸は3月29日から利用を開始する。

下りは名古屋貨物ターミナル駅を22時12分に発車し、福岡貨物ターミナル駅に翌日12時47分に到着。上りは福岡を0時22分に発車し、名古屋に当日18時23分に到着する。

列車は24両編成で、このうち西濃運輸が16両を利用する。残る8両は一般利用。積み合わせる貨物は1列車につき31フィートコンテナ22個と20フィートコンテナ10個で、往復の輸送力は64個。この列車の運行によるCO2排出削減量は、年間5722トンにのぼるという。