ロジスティクス西濃運輸は29日、名古屋貨物ターミナル駅(名古屋市中川区)と福岡貨物ターミナル駅(福岡市東区)間で、混載ブロックトレイン「カンガルーライナーNF64」の運転を開始する。
日本フレートライナーが西濃運輸のトラックで貨物駅に持ち込まれた積み合わせ貨物の受託人となって貨物列車に積載し、JR貨物が貨物駅間を直行輸送する。西濃運輸の混載ブロックトレインの運転は、「カンガルーライナーSS60」に続いて2往復目。
カンガルーライナーNF64は29日22時12分に名古屋貨物ターミナル駅を出発し、826キロ離れた福岡貨物ターミナル駅には翌日12時47分に到着する。列車は24両編成で、このうち西濃運輸が16両を使用し、1列車につき31フィートコンテナ22個、20フィートコンテナ10個、往復で64個を輸送する。残る8両は一般利用となる。