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マースク、シンガポールにブラジル企業の物流ハブ

2021年3月15日 (月)

ロジスティクスマースクはこのほど、ブラジル・サンパウロに本社を置く世界的な化学企業のブラスケムとの間で、シンガポールに物流ハブを設けるためのパートナーシップ契約を締結したと発表した。契約期間は2年間で、マースクは出荷の可視化や税関への対応、運送業者の予約などを含む包括的なサービスを提供し、ブラスケムはアジアにおけるポリマー製品などのサプライチェーンを強化する。

ブラスケムは10年以上にわたりシンガポールをアジア事業の本部とし、同国の港湾運営会社のPSAインターナショナルをパートナーとしてきたが、今後は両社の協力を得て、コロナ禍におけるサプライチェーンの混乱などへの対応を強化するとしている。