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マースク、中国でトレードレンズ提供開始

2021年5月12日 (水)

M&AAPモラー・マースクは現地時間の10日、中国を代表する通信サービス・プロバイダーであるチャイナ・ユニコムの子会社のチャイナ・ユニコム・デジタル・テックと、「TradeLens」(トレードレンズ)に関するパートナーシップ契約を発表した。トレードレンズは、マースクとIBMがブロックチェーン技術を用いて共同開発したコンテナ物流プラットフォーム。

マースクは今回のパートナーシップ契約により、トレードレンズを中国で本格的に展開。チャイナ・ユニコム・デジタル・テックは、他のパートナー企業とともに中国本土でのホストとなって、貿易業者が利用できるようにする。

(出所:マースク)

マースクによれば、全世界の輸出コンテナの3分の1は中国から輸送され、輸入コンテナの6分の1が中国に向けられている。同社は今回のパートナーシップ契約について「世界で2番目に大きな市場をトレードレンズのプラットフォームに接続し、グローバルサービスのネットワークをさらに強化する」と説明している。