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物流連人材育成委で堀切氏「物流の評価高まった」

2021年3月15日 (月)

挨拶をする堀切智委員長(出所:物流連)

行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は15日、本年度2回目となる人材育成・広報委員会を10日に開催したと発表した。堀切智委員長(日本通運副社長)は「当委員会の活動としては大変な好機。コロナ禍で活動に制約は生じているが、オンライン方式を活用して多くの学生と接点を持つことができており、物流企業の人材確保に資する活動になっているのではないか」と述べた。

会議は物流連幹部のほか会員企業・団体からオンラインを含めて15人が参加した。冒頭、あいさつに立った堀切委員長は「物流事業者が国民生活を支える社会のインフラとして、モノの流れを止めてはいけないという強い使命感のもと、感染症への対策と事業の両立に懸命に努力をしてきた。そして、その覚悟は社会に評価をされ、エッセンシャルワーカーとして物流事業に対する認知度や評価は高まったのではないか」と発言。

「私達が目指している物流業界を等身大で見て頂くことに少し近づいた1年であったかと思う。当委員会の活動としては、大変な好機だ。コロナ禍により、活動に制約は生じているが、オンライン方式を活用して多くの学生と接点を持つことができており、物流企業の人材確保に資する活動になっているのではないかと感じている」と続け、新型コロナウイルスの流行が人材難にあえぐ物流業界にとってはプラスに作用した面がある、との見方を示した。

このほか委員会では、2021年度の活動計画として「物流業界インターンシップ」「物流業界研究セミナー」「大学寄付講座」「大学学内セミナー」などに継続して取り組むほか、物流業のイメージアップ・発信力を強化する方針を承認。多数の補強意見が出された。