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物流連人材育成委、インターンシップの成果を報告

2021年10月18日 (月)

▲堀切智委員長(出所:物流連)

行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は18日、2021年度人材育成・広報委員会の初会合を開催したと発表した。会員企業や団体から計17人が参加。新型コロナウイルス感染拡大のなかで実施したインターンシップの成果などについて意見を交わした。

委員長の堀切智・日本通運副社長より、インターンシップが全国でオンラインシステムを併用して開催され、盛況であったことが報告された。参加した学生からは、「社会貢献度が高い」などプラスイメージが聞かれた一方で、「男社会」などのネガティブな印象も依然として残っていることから、優秀な人材を確保するには物流業界を正しく認識してもらう努力が引き続き必要だとの認識を示した。

議事では、事務局から上期の活動報告として「第8回物流業界インターンシップ東京」「第2回物流業界インターンシップ大阪」について報告。参加学生からの反応も良好だったことから、今後も継続実施していく重要性が再度、確認された。物流連と大学が共同で実施した大学学内セミナーや、物流業界で活躍する女性のインタビュー記事の掲載、高度物流人材シンポジウムの開催などの実施状況につても触れ、物流を担う人材の発掘や育成に一定の成果があったことを明らかにした。

21年度下期に取り組む事業として、東京・大阪会場とオンラインの併用による物流業界研究セミナーの開催
や、中学生の職場体験の受け入れなどについて説明した。