電力不要の腕上げ作業用アシストスーツに最新機種

サービス・商品ダイドー（大阪府河内長野市）は16日、腕上げ作業用アシストスーツの最新機種「TASK（タスク） AR3」の販売を5月に開始すると発表した。

タスクARシリーズは、自然に腕を持ち上げる機構によって腕を上げ続ける作業の負担を軽減するアシストスーツで、電力を動力としない機構となっているため、メンテンナンスコストを軽減し、時間や場所を選ばずに使用できるのが特徴。

2019年2月に販売を開始した後、建築、工場、農作業の現場などで使用が進み、現在の出荷実績は累計200台に達した。

最新機種のタスクAR3では、本体重量を1.7キロと既存モデルの50％以下に抑え、背中に密着しない構造にすることで装着感を改善。緩やかにアシストする機構を採用し、より自然な動きにつなげた。また、アシスト力を無段階で調整できるようにすることで、利用者ごとに合わせた使い方が可能になった。

価格は12万9800円（税込、ECサイト販売予定価格）で、レンタルプランも準備しているという。