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日新とロシア鉄道、荷主にシベリア鉄道訴求へ

2021年3月17日 (水)

▲(左から)ロシア鉄道のカザンツェヴァ氏、リャボフ代表、日新の渡辺淳一郎専務、枡田建二郎常務

ロジスティクス日新によれば、ロシア鉄道東京事務所から代表のオレグ・リャボフ氏などが16日に同社の東京本社を訪問し、代表取締役専務の渡辺淳一郎氏、取締役常務の枡田建二郎氏などと面談した。極東と欧州を結ぶ海運・空運に続く第三の輸送手段として、シベリア鉄道の利用促進を共同で荷主企業に訴求することで合意したという

会談では、日本を含む各国において二酸化炭素排出量の削減に向けた取り組みが進む中、鉄道が環境にとって比較的やさしい輸送手段であることを確認。環境対策に積極的な荷主企業などに対して、アピールを強化することとした。

日新はすでに、シベリア鉄道を利用した日欧間輸送に関する取組を開始。昨年には官民によって実施されたパイロット輸送にも参加している。ロシア鉄道はことし2月に東京事務所をオープンしたところ。初代代表のリャボフ氏は、以前はロシア連邦の大阪総領事を務めていた。

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