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成田国際空港、高品質な医薬品流通拠点として認証

2021年3月18日 (木)

メディカル成田国際空港はこのほど、同社が国際航空運送協会から医薬品輸送品質認証「CEIVファーマ・パートナー・エアポート」に認定されたと発表した。成田空港で国際航空輸送事業者と結成した「成田空港コミュニティ」の参加企業が、このほど「CEIVファーマ」の認証取得を完了したことを受けたもの。

CEIVファーマに関しては、3月に入り日立物流バンテックフォワーディング、郵船ロジスティクス、大隅物流、阪急阪神エクスプレスなどが認証取得を発表済みで、17日には日本通運も成田空港近郊の拠点と、成田空港までの輸送部分を対象にCEIVファーマを取得した。成田国際空港は「世界基準をクリアした、高品質の医薬品サプライチェーンを提供できる空港として認められた」とコメントしている。

成田国際空港によれば、2019年の全国の医薬品貿易額の半分以上が成田空港を経由するもの。同社はコロナ禍により医薬品輸送の重要性がますます高まる中、医薬品の安全な輸送に貢献するとともに、同空港の航空物流拠点化を進めるという。

■成田空港コミュニティ「CEIVファーマ」認証取得企業
全日本空輸(2017年10月に独自で取得済み)、日本貨物航空、国際空港上屋、日本通運、阪急阪神エクスプレス、日立物流バンテックフォワーディング、郵船ロジスティクス、大隅物流