ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、北日本の大雪と地震で2月全品目マイナス

2021年3月18日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が17日に発表した輸送動向によると、2月は北日本地区の強風と大雪、福島県沖地震の影響で、コンテナ扱いの全品目が前年同月実績を下回った。コンテナ全体の輸送実績は146.7万トンで、11.3%の減少。

特に食料工業品が全国的な販売不振に加え、災害の影響で東北地区発のビール類が減少し、前年同月比15.4%減の大幅マイナスとなった。紙・パルプも需要低下に伴う生産調整の影響で引き続きマイナス(16.7%減)となったほか、外食向け販売不振で北海道産の民間米・タマネギなども低調に推移した。

車扱は77.9万トンで4.9%のマイナス。ガソリン需要の低迷で石油輸送が低調に推移した。セメント・石灰石は9.6%の増送となった。