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JR貨物、3月輸送量5.9%減少

2019年4月17日 (水)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が17日発表した3月の輸送動向によると、取扱貨物量はコンテナと車扱合計で5.9%減少(前年同月比)した。

コンテナは、関東地区内の建設発生土輸送が順調に推移したことから、エコ関連物資が増送となった。一方、農産品・青果物は、北海道産の生育不良に伴って低調な荷動きとなった。また、顧客の物流体系見直しに伴い、特に九州発着において食料工業品、積合せ貨物、自動車部品などが減送となったほか、年度末の在庫調整に伴って化学工業品、化学薬品が前年を下回った。引越荷物についても、働き方改革による分散化が進展したことから、減送となった。コンテナ全体では5.5%の減少となった。

車扱は、暖冬の影響で灯油を中心に需要が低調に推移し、車扱全体では5.9%の減少となった。