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キユーソー流通の1Q、売上維持も利益4割減

2021年4月2日 (金)

財務・人事キユーソー流通システムが2日に発表した2021年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結決算は、緊急事態宣言の再発令などにより、外食需要低迷の影響が続いたことにより、本業のもうけを示す営業利益は3億2200万円(前年同期比43.8%減)にとどまった。売上高は426億6900万円(0.2%減)、純利益は3100万円(39.6減)だった。

共同物流事業の売上高は310億2000万円(2.9%減)で、食品メーカーなどとの新規取引や既存取引が拡大したが、業務用食品を中心に出荷量が減少し、減収となった。利益面は営業損失8300万円を計上(前年同期は3300万円の黒字)。適正料金の収受やコスト改善に努めたが、赤字となった。

専用物流事業は、売上高が88億7800万円(4.2%減)、営業利益が2億4600万円(37.7%減)。売上高はコンビニエンスストアや外食需要の落ち込みなどにより減少したものの、利益はプラスを維持した。

通期予想については前回発表から修正しておらず、売上高1760億円(2.8%増)、営業利益38億円(46.1%増)、純利益13億5000万円(85.3%増)を見込む。