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キユーソー流通決算、出荷減で営業益37%減益

2021年1月7日 (木)

財務・人事キユーソー流通システムが7日発表した前11月期連結決算は、出荷量の減少による利益減や省人化機器への投資が先行したことで、本業のもうけを示す営業利益が37.1%減(前期比)の26億100万円にとどまった。売上高は1711億7100万円(0.6%減)、純利益は7億2800万円(60.3%減)。

食品メーカーとの新規・既存取引が増えたものの、2020年3月以降は急速な消費の減退により、業務用食品を中心に出荷物量が減少。省人化機器への投資が先行したこともあり、共同物流事業のセグメント利益は8億3900万円(63%減)となった。

専用物流事業は、コンビニエンスストアや外食需要が落ち込んだ一方、チェーンストアとの新規・既存取引が拡大。前の期に立上げたセンターの収益改善も進み、セグメント利益は14億9100万円(1.1%増)となった。

今期は売上高1760億円(2.8%増)、営業利益38億円(46.1%増)、純利益13億5000万円(85.3%増)を見込む。