ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

関通、売上6割増・営利2.6倍増の3か年計画

2021年4月14日 (水)

ロジスティクス関通は14日、2021年2月期の通期業績の発表に合わせて、22年2月期から24年2月期までの新たな中期経営計画を発表した。EC市場の規模拡大の追い風を受け、最終年度は売上高153億7000万円(21年2月期比61.3%増)、営業利益は10億9500万円(同2.6倍)をめざす。

期間中には、市場拡大が期待できる冷凍冷蔵食品のEC物流サービスの強化に向け、兵庫県尼崎市のEC通販物流センターに床面積745坪の自動倉庫を建設。来年1月の完成後、翌2月から稼働する見通しで、冷凍冷蔵用に1000パレット、常温用に1300パレットを運用する。

また、倉庫管理システム「クラウドトーマス」のバージョンアップや販売強化などにより、ITベンダーとしての躍進も目指す。なお、これまで「物流サービス事業」に含んでいた「ソフトウェア販売・サービス」は、今期から独立した「ITオートメーション事業」として扱う。

そのほか、ラストワンマイル物流の課題を解決する新たなサービスの構築や、ウェブサイトの活用による顧客獲得の強化、物流の自動化に向けた機器やシステムなどの導入にも注力するとしている。

https://www.logi-today.com/430132