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関通が中期計画発表、東証プライム目指す

2022年5月30日 (月)

(イメージ)

ロジスティクス関通は30日、今期(2023年2月期)を初年度とする3か年の中期経営計画を発表した。EC(電子商取引)・通販物流と、ITオートメーションの2つの事業を引き続き拡大し、25年2月期に売上高179億円、営業利益16億円の実現を目指し、現在の東証グロース市場からプライム市場への昇格を目指すという。

発表によると、計画期間中の成長戦略として次の4つを掲げた。(1)M&Aを活用した業容拡大とプライム市場への移行による企業価値向上(2)物流センター増設による物流サービス事業の拡大(3)冷凍物流設備への投資を行い、冷凍通販物流分野で日本一になる(4)ITオートメーション事業の新規獲得強化。

2大事業のうち、EC・通販を中心とした物流サービス事業は、物流センターの拡充、物流ロボットなどの自動化機器への設備投資により、EC市場の拡大を上回る成長が期待できるとしている。倉庫管理システムの提供を中心としたITオートメーション事業は、ソフトウエア投資を推進し、販売活動で他社とのアライアンスを推進、ITベンダーとしての地位の確率を目指すという。

数値目標として、最終年度の25年2月期の業績は、売上高179億100万円(22年2月期実績100億9900万円)、営業利益16億4700万円(7億2900万円)、経常利益16億円(6億8700万円)、当期純利益10億8000万円(4億6300万円)とした。