ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

佐川、EC特化AIのLISUTOと資本業務提携

2021年4月20日 (火)

M&A佐川急便は20日、EC特化型のAIシステム開発を手がけるLISUTO(リスト、東京都港区)と資本業務提携契約を結び、EC事業者向けソリューションサービスの提供で協業することを決めた、と発表した。

資本業務提携することにより、リスト独自のサービスを実装してモール型ネット通販出店者へのサービス領域と提供メニューを拡大する。併せてリストの販売体制を整えることで、顧客のEC展開を支援する。

リストはイスラエルに開発拠点を構え、高精度の自動処理、大量の情報を一度に分類・抽出・マッピング・多言語変換する独自開発のAI技術と、商品カタログや商品データの構造化に関する専門知識を組み合わせたEC特化型のAIシステム開発を展開している。今後はモール型ネット通販出店者向けのサービスのほかに、自社ECサイト型ネット通販向けサービス、ソーシャルコマース向けサービスなどを国内外で広く浸透させる計画。

佐川急便では、出荷支援や発送荷物のトレーサビリティ、決済サービスなどを提供する「スマートクラブ・フォー・ビジネス」や、自社サービス機能の一部を外部に開放するAPI連携を活用したサービス展開「スマートAPI」などのサポートサービスを手がけている。