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ツインバード、柔軟運用可能なワクチン運搬庫受注

2021年4月22日 (木)

メディカルツインバード工業(新潟県燕市)は22日、フリー・ピストン・スターリング・クーラー(FPSC)を搭載したワクチン運搬庫「ディープフリーザーSC-DF25WL」を受注し、燕市が計画するファイザー製ワクチンの冷凍移送と保管で「新たなコールドチェーンの構築」に活用されることになったと発表した。

厚生労働省と武田薬品工業の品質基準に合格して採用されたもので、マイナス15度以下の冷凍輸送によってファイザー製ワクチンを安定した品質で輸送できる。

冷凍移送と冷凍保管の組み合わせによって接種期間を弾力的に運用し、ワクチンを無駄にせずにすむほか、ワクチン移送で使用した後、そのまま診療所のワクチン保管庫として使用することが可能。電源は家庭用AC100Vのほか自動車用DC12Vにも対応する。

■製品仕様
商品名:ディープフリーザー25LWL
製品寸法:WDH:695×350×460(ミリ)
庫内寸法・容量:335×225×340(ミリ)、25リットル(内フタを含む)
質量:16.5キロ
電源電圧:DC12V
消費電力:48VA
設定温度:1度刻みプラス10度~-40度(周囲温度:25度)
騒音:55dB(A)(安定時、距離:クーラーから水平方向に1m)
付属品:SC-AD70ACアダプター、DC電源コード(3m、DC12V)、温度ロガー、マット、内フタ
製造・販売:ツインバード工業