米国ト協、3月のトン数指数は前年比9.5％減

調査・データ米国トラック協会（ATA）がこのほど発表した3月の季節調整済みトラックトン数指数は106.8となり、前年同月比で9.5％低下した。同指数はATAが会員企業に調査し毎月発表しているもので、運搬された貨物の重量の変化を示す。数値は2015年の実績を100として算出している。

2月の指数は112.5で3.8％減だったため減少幅は拡大したが、ATAは3月の住宅着工件数や製造業景況感が高水準となったことなどから「前向きな見通しを変えるものではなく、個人消費に対する需要は十分にある」と今後について楽観視している。

ATAによれば、米国におけるトラック輸送は重量ベースですべての国内貨物輸送の72.5％を占めている。