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運送業者の減収、4月も「19年比2割以上」が14%に

2021年5月20日 (木)

調査・データ国土交通省が20日に公表した「新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響調査」の4月分によると、2019年同月比で2割以上の減収となった貨物自動車運送業者の割合は3月に続き14%で、1月の14%、2月の15%に近い水準となった。

品目別では製造業の生産活動停滞により、3月に続き「鉄鋼厚板・金属薄板・地金等金属素材」が最も大きく減少。「ガソリン・軽油など石油石炭製品」も落ち込んだ。

4月と5月については、2割以上の減収となる事業者はそれぞれ12%、10%に減少する見込み。1割から2割の減収となる事業者も段階的な低下を予想する。

内航貨物船については、19年4月比で30%以上の減収となった事業者が4.3%にまで減少。ただし5月は8%、6月は7%に再び増加するという。